会津若松は大震災の直接的な被害よりも、その後の風評被害の影響が想像以上に深刻で当初は「会津まつり」も開催が危ぶまれましたが、そうした風評を払拭するためにも盛大にまつりを開催し復興に繋げるべく、東北が一丸となって戦った幕末の奥羽越列藩同盟を彷彿させるような白虎隊を中心にした「会津藩公行列」を編成することとなりました。
その一環として特別ゲストには昭和６１年に放送された年末時代劇スペシャル「白虎隊」の主題歌「愛しき日々」を歌った堀内孝雄さんが会津親善大使として迎えられました。
また、会津若松市には福島原発のある大熊町から町機能ごと町民の皆さんが避難されていることから、大熊中学校の生徒が白虎寄合隊を編成し行列に参加することとなりました。
さらには、再来年の某大河ドラマが山本八重の生涯を描いた「八重の桜」に決定したことから八重と覚馬の兄弟が新たに行列に編入されました。
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前々日に日本列島を縦断した台風のおつりのような雨が残る中のスタンバイとなってしまいました。
今年も応援参加する「長岡藩銃士隊」が使用する‘ガトリング銃’もシートの中です。
山本八重・覚馬兄弟の乗るフロートを飾るプラカード
しかし翌日はご覧のような青空となりました・・・・・・
本丸の北側広場では先ず主立った役どころが参列する先人感謝祭が行われました。
出陣式会場の南側広場ではの準備が進められ、立ち回りの演武を披露する六真武者達にも気合いが入ります。
なんと！滋賀県から‘浅井三姉妹’のマスコットキャラ、お茶々ちゃん・お江ちゃん・お初ちゃんが応援に駆けつけてくれました♥
出陣式開始！
数日前の台風の影響が心配されましたが会場には沢山の観客が詰めかけていました。
出陣式恒例の白虎隊剣舞
鶴ヶ城を出陣した「会津藩公行列」一行は午前中は神明通りを中心に行進。
昼食会場での束の間の一時
しかし・・・・空を見上げるとイヤ～な雲行きに！
午後の部は雨を心配しながらの運行となりましたが、鶴ヶ城に帰陣する頃には何とか天候は回復しました。
帰陣式の最初に披露されるのは、ご存じ「会津藩奴隊」による演舞です。
そして、特別ゲストの堀内孝雄さんが「愛しき日々」を熱唱しフィナーレとなりました。
大人たちの「会津藩公行列」に続いて、翌日は小学生達による「日新館童子行列」が行われます。
その模様は、また後程ご報告しますm（_ _）m