今回の現場は山形県の天童市。
将棋界では言わずと知れた将棋駒の産地だそうで、その生産量はなんと全国の95%を占めているんだとか!
そんな“将棋の町”で行われた今回のイベントは、その名も「人間将棋」!
なかなかインパクトのあるネーミング^^;
名前を聞くだけで興味が湧いてきますよね!
実際、人間の駒を使ったプロ棋士同士の真剣勝負は、とても見ごたえのあるものでした。
それでは、2日間にわたって行われたイベントの様子をご紹介!
~1日目~
初日は、竹部さゆり 女流三段「西軍」と、飯野愛 女流1級「東軍」の対局。
観客席は人が溢れるほどの人気ぶり!
実はこの人間将棋、ちょっとしたストーリー設定があり、
対局の途中途中に信長と両軍奉行による殺陣やお芝居が入るんです。
笑いを交えた内容で、見ている人を飽きさせません。
暗黙のルール(?)により、両軍棋士は全ての駒を動かす配慮をしつつ対局を進めます。
かなりの接戦でしたが、この日は「西軍」の竹部さゆり女流三段の逆転勝利で終局!
最後は記念撮影で終了となりました!
~2日目~
2日目は「西軍」郷田真隆 王将と「東軍」阿久津主税 八段の対局。
この日も客席はいっぱい!
対局が始まると、終始“ござる言葉”でやりとりする両棋士。
ユーモア溢れる二人の会話に客席からは笑い声が絶えません。
駒が動く度に叩かれる太鼓!
なんと駒の種類によってリズムが違います。
終局後は、勝者によって餅まきが行われます!
阿久津八段はこの餅まきをどうしてもやりたかったようで、とても喜ばれていました!
2日にわたって行われた人間将棋は、こうして無事フィナーレとなりました!